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新緑の中央線をゆく。国鉄色車両ほかも・撮影記 (その2) [はつかり(鉄系)]

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新緑の中央線をゆく。国鉄色車両ほかも・撮影記 (その2)
2013.5.19 中央線・高尾 撮影記



19日日曜日の続き、四方津からいったん八王子に戻り、買い物と昼食を済ませました。

最大の目標は下ってくる189系ですから、東に向いて撮影できるポイントを探しながら、小仏から下ってみることにしました。高尾から小仏峠下までの京王バスをキャッチ。
30分ごとにバスが出ていますが、ハイキングシーズン中のこととて、各便とも2台運行で、1代目には「2台運行」の掲示板が表示されています。(これはすれ違う自動車に知らせるためのもの)
もちろん、この時間ですから峠に向かうほうはガラガラです。

終点の小仏で下車。
高尾-相模湖間の小仏トンネルの入り口を過ぎたところに転向所があり、下山してきた山ガイ、山ガールたちが並んでいました。
少し下ったところが、中央本線最初の難関、小仏トンネルの入り口になります。
複線化に際して作られた下り線トンネルと明治からの上り線が並んでいるわけですが、驚いたことに、旧線の入り口のところに何やらコンクリートの櫓のような遺構が残っていました。
や)「これは、もしや・・・・、排煙装置か何かの残骸?か」

ピンポ~ン。

手書きの説明版がありまして、
説)「明治34年開通時から、蒸気機関車のばい煙を排出する設備が作られた。」
とあります。

や)「でも、結構早く電化されたんじゃなかったっけかな?」

と思って読み進めると、
説)「2年しか使われなかった・・・」


や)「え~、そうかなあ。明治に電化された?それにしては妙にコンクリートが新しい。」

今調べてみると、浅川-甲府間の電化開業は昭和6年ですから、ずいぶん後のころ。
昭和の遺構としてならコンクリートの新しさもまあ納得の範囲でした。

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