みちのく桜紀行(北東北編) その1 奥羽本線撮影記 [はつかり(鉄系)]
みちのく桜紀行(北東北編その1)
2012.4.27 奥羽本線撮影記
GWの撮影行、恒例の青森遠征となりました。
撮影、乗り鉄、観光、イベント参加と盛りだくさん。
29日に青森にいればいいというのが条件でしたが、今回も1日早く、27日(金)に休暇を使って航空券を安く上げる手に出ました。
臨時列車となってしまった「日本海」をはじめとして魅力的な鉄道風景が期待されます。
4月26日
羽田空港(2010)-[JAL1211]-(2125)青森空港
青森空港-[弘南バス]-弘前駅
弘前駅前のビジネスホテルに投宿
この日の日中、江差線内で貨物列車の脱線・復線事故があったとかで、津軽海峡線のダイヤは大幅に乱れていました。日本海縦貫線の貨物も各駅で抑止されてしまっているみたいです。明日の貨物は大丈夫でしょうか。
4月27日
朝、ホテルから駅を見下ろすとEF81のついた貨物が止まっています。
貨物HPから調べると、これは昨日の3099列車のようです。この時点ですでに20時間遅れ!
う~ん、こりゃあ厳しいかも。
仙台春の駅弁2題 [いなほ(駅弁風土記)]
「みやぎ蔵王弁当 春便り」 仙台駅 NRE
4月23日 仙台駅駅弁屋で購入 ¥1,000
春らしい弁当を買ってみました。
蔵王に見立てた三角の容器に宮城県蔵王、白石近在のうまいものを詰め込んでありました。
蔵王源流米の彩りご飯3種。蔵王、和豚の仙台味噌漬け、鶏肉の蔵王ハーブ焼き、白石の鶏卵厚焼き卵、炊き合わせ、などなど。
蔵王山ろくの豊かな自然を思わせるおいしさでした。」
もうひとつ
「仙台さくら弁当」 仙台駅 NRE
4月23日 仙台駅 駅弁屋で購入 ¥1,000
こちらは期間限定の花見弁当。
宮城県のうまいものを盛り込んだ弁当。ご飯も少なめで、酒のつまみに最適ですね。
みちのく桜紀行(宮城編その2) [やまびこ(旅日記)]
4月22日
仙台郊外で開催されたイベントに参加するため、遠刈田温泉から仙台に移動。
高速バスでわずか1時間の道のりです。
遠刈田温泉(1047)-[宮城交通]-(1157)仙台駅西口
白石経由でちんたら行く人なんていやしません。
駅裏のホテルにチェックインして、利府の山奥で行われるイベント会場へ↓
松島駅にて下車。
五大堂付近には仙石線松島海岸のほうがやや近いですが、仙石線は遠回りしているし、駅数が多くてまどろっこしい。東北本線も松島までは頻繁に電車が走るようになったし、スピードもかなり早いので、便利です。
瑞巌寺前の杉林を抜けてゆきますが、瑞巌寺の門前ぎりぎりのところまで津波が来たとのことです。
瑞巌寺は現在、大修理の最中で、主要な建物は大井に覆われています。
この時期、瑞巌寺の臥龍梅という紅白の梅が咲いているとおもわれます。
普通の年より遅れているのでちょうどいいかもしれないのです。
「臥龍梅は見学できます」との看板はあったのですが、入口から覗いてみると臥龍梅のある中庭は、花が咲いているようですが、ビニールカバーにおおわれていていい雰囲気には見えませんでしたので、今回はパス。
となりの円通院をのぞいてみることにしました。伊達正宗の孫に当たる光宗の墓所となっている寺院です。
入ってみると、この円通院がなかなかいい。枯山水の石庭に苔むした小山、その奥に光宗の御霊屋である三慧殿があります。
続いて松島海岸駅の裏に上って、“西行戻しの松”に上ってゆきます。
20分近く上ってついたのが、”西行戻しの松”。
実は来るまでは”西行戻しの桜”だと思い込んでおりまして、桜の老木があるだろうと思っていたので、「桜の大木なんかないぞ」と探してしまいました。正しくは「西行戻しの松」
西行法師が諸国行脚の折、松の大木の下で出会った童子と禅問答をして敗れ、松島行きをあきらめたという由来の地。中世に京都の朝廷を警戒した東国の人の間に伝わる伝説の類なのでしょう。
桜が植えられたのはずっと後のこと。
今日はここまでとして仙台に戻り、しばし買い物後、帰宅しました。
仙台(1644)-[やまびこ148号]-(1848)東京
仙台郊外で開催されたイベントに参加するため、遠刈田温泉から仙台に移動。
高速バスでわずか1時間の道のりです。
遠刈田温泉(1047)-[宮城交通]-(1157)仙台駅西口
白石経由でちんたら行く人なんていやしません。
仙台の桜は寒さの中、満開
駅裏のホテルにチェックインして、利府の山奥で行われるイベント会場へ↓
小田和正・ツアーでした。
小田さんにとっても第2の地元ともいえる仙台でのライブは盛り上がるなあ!
さて、一夜明けて4月23日
この日は休暇を取ってしまいまして、仙台周辺の桜見物を予定していましたが、まだ郊外のほうでは、まだ咲いていない模様。
松島の”西行戻しの松”というところが桜の名所らしいのですが、どうでしょうか。
まずは、松島に向かいます。
いつもだったら、仙石線でゆくところですが、今日は東北線のホームから。
途中見ておきたいところがありました。
JR貨物仙台総合鉄道部のED75
3月改正で戦列を離れたナナゴー達が眠っていました
松島駅にて下車。
五大堂付近には仙石線松島海岸のほうがやや近いですが、仙石線は遠回りしているし、駅数が多くてまどろっこしい。東北本線も松島までは頻繁に電車が走るようになったし、スピードもかなり早いので、便利です。
瑞巌寺前の杉林を抜けてゆきますが、瑞巌寺の門前ぎりぎりのところまで津波が来たとのことです。
瑞巌寺は現在、大修理の最中で、主要な建物は大井に覆われています。
この時期、瑞巌寺の臥龍梅という紅白の梅が咲いているとおもわれます。
普通の年より遅れているのでちょうどいいかもしれないのです。
「臥龍梅は見学できます」との看板はあったのですが、入口から覗いてみると臥龍梅のある中庭は、花が咲いているようですが、ビニールカバーにおおわれていていい雰囲気には見えませんでしたので、今回はパス。
となりの円通院をのぞいてみることにしました。伊達正宗の孫に当たる光宗の墓所となっている寺院です。
入ってみると、この円通院がなかなかいい。枯山水の石庭に苔むした小山、その奥に光宗の御霊屋である三慧殿があります。
入口付近の石庭
静かにたたずむ三慧殿
支倉常長がヨーロッパから持ち帰ったのでは以下と考えられている洋風の意匠がところどころにみられます。
続いて松島海岸駅の裏に上って、“西行戻しの松”に上ってゆきます。
20分近く上ってついたのが、”西行戻しの松”。
実は来るまでは”西行戻しの桜”だと思い込んでおりまして、桜の老木があるだろうと思っていたので、「桜の大木なんかないぞ」と探してしまいました。正しくは「西行戻しの松」
西行法師が諸国行脚の折、松の大木の下で出会った童子と禅問答をして敗れ、松島行きをあきらめたという由来の地。中世に京都の朝廷を警戒した東国の人の間に伝わる伝説の類なのでしょう。
桜が植えられたのはずっと後のこと。
松の間から松島の景観をのぞむ
桜はこんな感じでした。まだまだ。(4月23日撮影)
今日はここまでとして仙台に戻り、しばし買い物後、帰宅しました。
仙台(1644)-[やまびこ148号]-(1848)東京
みちのく桜紀行(宮城編その1) [やまびこ(旅日記)]
4月21日
宮城県下での某イベント参加のため、宮城に行った話です。
家族サービスのため、初日は遠刈田温泉の旅館を予約してきました。
チェックインまでの時間を利用して、船岡の桜を見学してゆくことにします。
東京(900)-[Maxやまびこ129号]-(1052)白石蔵王
白石蔵王-[タクシー利用]-白石
白石(1103)-[441M]-(1119)船岡
実はこの日は、485系国鉄色を使った[みやぎ・ふくしま桜回廊]号が運転されていたのですが、おしいところで間に合わず、残念ですが、あきらめて船岡城址に上ります。
船岡城の中腹まで来ますが、やはり3,4分咲きといったところ。
中腹から頂上の展望台まで、スロープカーというのが走っています。
乗り場に行ってみると人気があり結構な行列ができています。
2両編成ですが、小さな車両が行ったり来たりしているだけなので、行列が進みません。
2本待たされて、ようやく乗り込みます。
頂上から駅のある町のほうを見下ろすと
上から見ると桜もそこそこ咲いているのですが、やはり寒い。天気も残念です。
中腹には、NHKの大河ドラマにもなった「樅の木は残った」の樅の木があるのですが、
この樅の大木のところに「樅の木テラス」という展望テラスが完成していました。
ここから蔵王方面を眺めますと・・・
去年来た時にはここが工事中で入れず、もう少し下の方から撮影したものです。
ボランティアガイドの方のお話では、この写真に写っている東北本線のポイントに歩道橋をかけて、桜見物の回遊ルートを作る計画があるそうで、これができてしまうと下り列車の撮影には大きな影響がありそうです。
撮影されたい方はお早めに。
阿武隈川の河原まで降りて少しばかり歩いてみました。
日が当たると少し暖かさを感じるのですが、なんとも寒く、桜の開花も進みそうにありません。
この日は遠刈田温泉の旅館Dというところを予約しておりました。
小規模ながら料理自慢の宿ということで、期待して白石駅からの送迎バスに乗りました。
40分ほどで、遠刈田温泉の温泉街の中にある旅館に到着。
10室ほどの旅館で、庭なんかもありませんが、風呂は大浴場以外の貸切風呂も2つあり、都合4つの浴槽を楽しめました。
そして、食事どころで供された夕食。
創作日本料理といったところですが、ひと工夫された料理の数々が大型旅館にはない味でうれしかったです。
食事の合間には、田舎風の「おばんざい」をいただくことができます。
そして、そして、デザート
味・量ともにパンチを食らって、グロッキー状態です。
デザートはお持ち帰りとなりました。
宮城県下での某イベント参加のため、宮城に行った話です。
東京駅の丸の内駅舎のドームが姿を現してきました
家族サービスのため、初日は遠刈田温泉の旅館を予約してきました。
チェックインまでの時間を利用して、船岡の桜を見学してゆくことにします。
東京(900)-[Maxやまびこ129号]-(1052)白石蔵王
白石蔵王-[タクシー利用]-白石
白石(1103)-[441M]-(1119)船岡
船岡駅前の桜はいい具合に咲いていますが・・・
実はこの日は、485系国鉄色を使った[みやぎ・ふくしま桜回廊]号が運転されていたのですが、おしいところで間に合わず、残念ですが、あきらめて船岡城址に上ります。
船岡城の中腹まで来ますが、やはり3,4分咲きといったところ。
中腹から頂上の展望台まで、スロープカーというのが走っています。
乗り場に行ってみると人気があり結構な行列ができています。
桜の園のなかをゆくスロープカー
2両編成ですが、小さな車両が行ったり来たりしているだけなので、行列が進みません。
2本待たされて、ようやく乗り込みます。
アプト式のモノレールといったところでしょうか
頂上から駅のある町のほうを見下ろすと
定番の構図ですが、419系電車が来ました
上から見ると桜もそこそこ咲いているのですが、やはり寒い。天気も残念です。
中腹には、NHKの大河ドラマにもなった「樅の木は残った」の樅の木があるのですが、
この樅の大木のところに「樅の木テラス」という展望テラスが完成していました。
ここから蔵王方面を眺めますと・・・
晴れていれば蔵王連峰を望むことができるのですが・・・
去年来た時にはここが工事中で入れず、もう少し下の方から撮影したものです。
ボランティアガイドの方のお話では、この写真に写っている東北本線のポイントに歩道橋をかけて、桜見物の回遊ルートを作る計画があるそうで、これができてしまうと下り列車の撮影には大きな影響がありそうです。
撮影されたい方はお早めに。
阿武隈川の河原まで降りて少しばかり歩いてみました。
白石川畔の「一目千本桜」も美しい
日が当たると少し暖かさを感じるのですが、なんとも寒く、桜の開花も進みそうにありません。
この日は遠刈田温泉の旅館Dというところを予約しておりました。
小規模ながら料理自慢の宿ということで、期待して白石駅からの送迎バスに乗りました。
40分ほどで、遠刈田温泉の温泉街の中にある旅館に到着。
10室ほどの旅館で、庭なんかもありませんが、風呂は大浴場以外の貸切風呂も2つあり、都合4つの浴槽を楽しめました。
そして、食事どころで供された夕食。
創作日本料理といったところですが、ひと工夫された料理の数々が大型旅館にはない味でうれしかったです。
前菜です
ハマグリのサフランスープ
真鯛のカルパッチョ
きのこと竹の子の包み揚げ
きのこと竹の子に引きにくいためと温泉卵を湯葉で包んで揚げた中華風の揚げ物です
お口直し、桜のシャーベット
メインの焼き物
4種類のメニューから仙台牛の陶板焼きを選択
下の上でとろけます
食事の合間には、田舎風の「おばんざい」をいただくことができます。
タラの芽のテンプラがおいしい
道明寺の蒸し物
ご飯はズワイガニの茶ずけ
そして、そして、デザート
蔵王チーズのブリュレと抹茶アイス
味・量ともにパンチを食らって、グロッキー状態です。
デザートはお持ち帰りとなりました。