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スケールは大きいんだけど・・・『2012』  (★★☆☆☆) [あおば(映画)]

ローランド・エメリッヒの大作 『2012』

太陽の異常燃焼で、巨大フレアが発生し大量のニュートリノが飛来。地球の核でこの素粒子がコアと反応!コアが以上温度に、この影響で地殻が崩壊するというストーリー。ほんとにこんなことあるかいな???ですが、
まあそれはさておき、この災厄をのがれるべく、主要国は、選ばれた人々、動物、歴史的美術品を乗せるノアの箱舟を作る国際共同プロジェクトをスタートする。

この災害に巻き込まれてゆく、政治家、プロジェクトを進行する科学者たち、金でノアの箱舟の権利を購入した金持ちたち、そして、何も知らされない普通の家族を描いてゆく。

まず、太平洋プレートが崩壊し、アメリカ西海岸の諸都市が壊滅。イエローストーンは大噴火!

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チベット山中で極秘裏に作られていた箱舟に選ばれた人々が乗り込んだころ、日本近海で発生したマグニチュード10の大地震で大津波が箱舟軍団を襲う・・・・。
前篇大迫力なのだが、ほとんどはCGで多少のアラも見えないわけではないです。

最後はお定まりの家族愛復活劇となるわけです。

    ・・・・・


そんななか、気に入ったのが、若き科学者を熱演するキウェテル・イジョフォーって俳優さん。
この人です↓
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Yahooで調べると、なになに『アメリカン・ギャングスター』に出てたって?出てたかなあ。デンゼル・ワシントンの部下にいたかもしれないがなあ。そして『インサイドマン』!お~、見たぞ、見たぞ!
そういえばこの人『キンキーブーツ』のおかまのローラ役だった人じゃないですか~。あれも名演だったけど、今度もいいねえ。


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『ゼロの焦点』   広末ハクシンの演技   (★☆☆☆☆) [あおば(映画)]

松本清張の「ゼロの焦点」3度目の映画化。

新婚2週間にして失踪してしまった夫を探して禎子(広末涼子)は北陸・金沢に向かった。
知らされていなかった夫の過去が少し筒明らかになってゆく。

原作は読んだことがあったのですが、すっかり忘れてしまっていて、新鮮なサスペンスとして見ることができました。

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旅情を盛り上げるのが、大井川鉄道で撮影した旧型の客車と車内風景。雪の舞う金沢駅頭の景色。
一部海岸沿いの映像には、函館本線の銭箱辺りが使われていました。

物語は時代背景と貧しかった日本の姿をあぶりだしてゆきます。昭和30年代初めの金沢の遠さと貧しさが思われました。

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今の日本、このころの貧しさに転げ落ちてゆく坂道に、足を踏み込んでしまっているような感じすらしますね。
なんとか、産業を再興させないとやばいでしょう。


それにしても、ヒロスエのナレーションがたどたどしすぎて、この甘ったるいしゃべりをナレーションに使ってしまった監督にイエローカードだぞ。

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『キッチン~3人のレシピ~』  (★★★★☆) [あおば(映画)]

ようやく見ることができました。
5月に主演のチュ・ジフンが麻薬で捕まっちゃって、公開が延期されていた『キッチン』

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子役の名演に涙  『私の中のあなた』  (★★★★★) [あおば(映画)]

白血病だとわかった娘に臓器を提供するために、遺伝子型の合うもう一人の娘を試験管ベイビーで作ってしまったフィッツジェラルド・ファミリーの話。臍帯、骨髄、血液を提供するが、姉ケイトの病状は一進一退、ついに腎不全となって腎臓の移植が必要となってしまう。母親サラは妹のアナを説得するが、なんとアナは臓器提供を拒否し良心を訴えるという行動に出た。裁判の中で、家族のエピソードがつまびらかになってゆくわけだが・・・・

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とても仲の良いファミリーだが・・・

CMとかポスターでは、母親のキャメロン・ディアスと妹のアビゲイル・ブレスリンがクローズアップされているようですが、なんといっても光っていたのは姉ケイト役のソフィア・バジリーヴァ。私は初めて見た女優さんですが、どこかで見たことがあると思ったら、エクソシストに出ていたリンダ・ブレアに(もちろん子供のころの)そっくり。
ま、これは映画とは全然関係ないのでおいておいて、終盤の展開では欠かせない役柄をじっくり演じていなした。
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もう一人、妹役のアビゲイル・ブレスリン。この子も見覚えあると思ったら『リトル・マイ・サンシャイン』のおデブちゃんじゃあないの。あんまり変わっていないけど。
家族の温かさ、優しさがいいなあ。

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弟役も、お父さんも、弁護士もよかった。(キャメロン・ディアス以外は全部いい。)


もう少し、科学が進んだら、実際に実現しそうなこの、臓器提供のシステム。いや、実はもうあるかもしれないな、裕福なアメリカ人が、アフリカや南米、アジアの貧困地域に代理母を求めて、さらに自分の手元に戻さずに、遠隔地で育てさせれば、良心の呵責もないだろうし・・・・。
そんなことまで考えてしまう今日この頃です。





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想像力フル回転!  『リミッツ・オブ・コントロール』  [あおば(映画)]

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「自分こそ偉大だと思う男を墓場に送れ」という不可解な任務を与えられ、一人の男(イザック・ド・バンコレ)がスペインにやって来た。彼は殺し屋?シルクのスーツを端正に着こなす小柄な男。武器は?持ってないように見える。
エスプレッソ2杯を目印に、「スペイン語は話さないのか?」の合言葉で接近してくる組織の人間が、指示を伝える。ターゲットは誰?
パリからマドリッドへ。マドリッドからAVE(高速列車)でセビリアへ。セビリアからさらにスペインの片田舎へ。
ターゲットに迫っているのか?それすら観客には示されない。猛烈な勢いで空回りする想像力。絞り出すように集中する意識!

それでも、謎は深まるばかり!監督が観客に挑戦しているようにさえ感じる。

結論は書きませんが、評価は簡単にはできません。
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『幸せはシャンソニア劇場から』  (★★★★★) [あおば(映画)]

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1930年代のパリの下町、シャンソニア劇場は、歌あり、お笑いありの庶民の娯楽の殿堂としてにぎわっていた。
しかし大恐慌の世の中、経営は火の車、劇場の支配人は金融屋に追い詰められ、劇場は取り上げられ閉鎖の憂き目にあってしまった。
劇場の大道具かかりだったピゴワル(ジェラール・ジョニョ)は失業し、女房は不倫し、男と出て行ってしまう。挙句の果てに一人息子も、養育能力がないとして、取り上げられてしまう。
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ピゴワルたちは、シャンソニア劇場を再建しようと金貸しに直談判、善人を装う、金貸しはこれをみとめて劇場は再開されるが、尻すぼみに。そこに現れたピゴワルたちの古い友人の美貌の娘ドゥース(ノラ・アルネデゼール)が活躍し、劇場はふたたび活気を取り戻すが・・・・

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劇場ものだからといって、ミュージカルということではないのですが、このドゥースがかわいくて、歌もうまくてとっても良かった。
こういう劇場が生きていた時代、(もしかしたらまだ生きているのかもしれませんね)場所がうらやましい。

いろいろな事件がちりばめられていますが、なかなかほのぼのとして気持ちにさせtくれました。

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やりきれない・・・ 『梨泰院殺人事件』      (★★★☆☆) [あおば(映画)]

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70年代に実際に起きた事件を題材にしたドラマだそうだ。
梨泰院(イーテウォン)で起こった学生殺人事件の容疑者として、
2人の若者、韓国系アメリカ人のピアスンとアレックスが浮かんできた。

事件の起こったのは、長く米軍基地が置かれ、ソウル市民の間では
特別な響きをもつ梨泰院(イーテウォン)のカフェのトイレの中。
学生がトイレの中で、ナイフでめったざしにされて殺された。
直前にカフェで、ナイフを見せびらかして口論していた、ピアスンと
アレックスが容疑者として逮捕され、2人の指紋のついた
ナイフや血だらけのスニーカーなどの遺留品が近所の空き地から発見された。

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ここのところ、乗りに乗っているピアスン役チャン・グンソク

捜査にあたる検事(チョン・ジニョン)は2人を逮捕し、取り調べるが
ピアスンはアレックスが犯人だと、アレックスはピアスンが犯人だと
主張する。決定的な証拠がないまま、検事はアレックスが犯人だと
判断して、起訴・裁判に持ち込むが・・・・

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チョン・ジニョンが検事役

ここで、観客は犯人が処罰されたない可能性を知らされる。
①犯人が見つからない場合
②証拠が不十分な場合
そして
③犯人が絞り込めない場合(たとえ2人の中の一人と確定されても)

アレックスの裕福な父親は、高額の弁護費用を用意し、優秀な
弁護士を雇って応戦する。証拠から2人のどちらかが犯人であることは
間違いないが、殺人者を特定することはできるのか?
裁判の行方は・・・・・

人間社会の仕組みの不条理を訴えてくる。

実話では、2人の青年はすでにアメリカにわたり普通に暮らしているという。


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大迫力のCGに納得の   『ヘウンデ』(海雲台)    (★★★★☆) [あおば(映画)]

すいでに動員1000万人を突破したという、この夏1番のヒット作。
海雲台というのはプサン市内の砂浜ビーチリゾートで、水族館やカジノがある。

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海雲台で刺身料理屋を営むチェ・マンシク(ソル・キョング)とカン・ヨンヒ(ハ・ジウォン)、
津波を予告した海洋地質学者のキム・フィ(パク・チュンフン)と離婚した妻のイ・ユジン
(オム・ジョンファ)、マンシクの弟で海洋救助隊員のヒョンシク(イ・ミンギ)と休暇に訪れた
浪人生のイ・ヒミ(カン・イェウォン)の3カップルを中心に、津波に襲われた人々の
ストーリーが展開する。

インド洋の大津波で漁船員をしていた父を失ったヨンヒは
父の後をついで、漁をしながら浜辺の料理屋をやっている。
その恋人のマンシクは父親の漁師仲間だったが、父親を救えなかった
トラウマを抱えている。
海雲台をめぐるたくさんの人たちの人生が描かれている。
港の再開発を進める不動産会社の社長、反対する老人時、
地球物理学者の男キム・フィ(パク・チュンフン)、男の別れた妻イ・ユジン
(オム・ジョンファ)は海雲台で開催される国際会議のセクレタリとして
会議を成功に導こうとしていた。
海難救助隊員のヒョンシクは旅行者の娘ヒミと恋に落ちる。


ある日、地球物理学者キムは異変に気づく。太平洋で始まった群発地震が
日本を横断して日本海に移動してきていたのだ。
(このときの地図では、本州がすでに2つ3つに分断して日本沈没が
始まっているんだが・・・)
キムは長官に異変を伝え、避難指示を要請するが、受け入れられない。

しばらくの後、国際会議は順調に始まり、人々はマリンレジャーに興じている。
このとき、日本海の奥で大地震が発生した。
ようやく、避難指示を出す長官だが、市内は大パニックに陥ってしまう。
海岸ではいったん引いた海水に泳いでいた人が次々と飲み込まれてゆく。
ここに、襲ってきたのが、高さ100mはあろうかという巨大津波。
(ちなみに英語ではTsunami、だが、韓国語でもツナミというようだ。)

コンテナ船や、貨物船を一のみにした津波が、湾口のつり橋、超高層ビルに襲い掛かる。
逃げ惑う人々がる人たち。、でも助かったのは、ほんの一握りの人。
大災害の前には金持ちも貧乏人もない。

CGはなかなか迫力あったし、オム・ジョンファは出ているしで、見る価値有です。

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キャリアウーマン役が似合うオム・ジョンファさん
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『ネサラン・ネキョテ』  キム・ミンミョン迫真の演技に役者根性を見た   (★★★☆☆) [あおば(映画)]

ソウルで鑑賞した映画のご紹介
・・・・言語での鑑賞ゆえ、多少の誤解があるかもしれませんこと、お許しください。
   韓国の平日朝の映画はわすか400円だ。こたえられません。


『ネサラン・ネキョテ』 (私の愛、私のそばに)   (★★★☆☆)

韓流お得意の病床もの。
葬儀屋に勤めるジス(ハ・ジウォン)と、彼の母親の葬儀で知り合ったジョンウ(キム・ミンミョン)。ジョンウはALS(筋萎縮性側索硬化症)におかされて車椅子生活を送っていたが、少しでも病気の進行を抑えようとリハビリに取り組む姿に惹かれたジスは、ジョンウと恋人同士になっていく。

入退院を繰り返しながら、少しずつ、病気が進行するジョンウ。入院した病床で同棲生活のような2人の生活がはじまった。
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絶望的な病状の中で、破局を迎えそうな2人。
それでも、同室のいろいろな入院患者と付き添いの家族たちのふるまいや人生を見るにつけ、生きることの意味をかみしめ、いたわりあう関係に戻ってゆく2人。・・・・

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とまあ、典型的な愛と死を見つめて、なのです。
この映画の撮影の間に20キロだか減量したという、キム・ミョンミンの青白い激痩せしたお尻が痛々しい。
死は誰にでも平等にやってくる。

それにしても、ハ・ジウォンの引き締まった身体は美しい。

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別にここじゃなくても   『アマルフィ 女神の報酬』   (★★★☆☆)   [あおば(映画)]

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ローマで開催されるG8に出席する外相の警護のために、外交官の身分で大使館にもぐりこんだ特務捜査官、黒田(織田裕二)は、イタリア旅行中の矢上紗江子(天海祐希)の愛娘の誘拐事件に巻き込まれていく。

警備会社のセキュリティのいい加減さなど突っ込みどころは満載なのですが、そこそこの謎解きとイタリアの美しい景色は十分楽しめたようです。

少し気に入らなかったのは、矢上紗江子の天海祐希の配役。こんなヒステリックなところがある役は似合わないよ。アラフォーやBOSSで見せるクールな役がいいなあ。

それにしても、アマルフィである必要性が全然わからなかったですよ。

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